朝倉さんしょ スイス人農家が訪問学習 兵庫・JJエリアセンター但馬がプラン提案

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 農協観光が取り扱うスイスのツアー団体は5月19日、兵庫県養父市を訪れ、JAたじまの特産品「朝倉さんしょ」について学びました。

 今回のツアーは、農協観光のインバウンド専門部署である国際交流事業課が企画。欧米豪、アジア圏からの農業関係者を対象とした農業視察を強みに事業を展開しています。

 ツアーには、農家など16人が参加。510日から22日の間、東京都や京都府での一般観光のほか、山形県や長野県など6府県での農業視察を行い、稲作や野菜、果樹、酪農など、各地の特色ある農業を学びました。

 この日は、JAたじま朝倉さんしょ部会の役員を務める齋藤隆之さんのほ場で、参加者らは「朝倉さんしょ」の歴史や特徴について教わりました。「スイスには『朝倉さんしょ』のような農作物が無いので、とても興味深かった。早速食べてみたい」と笑顔で話しました。

 そのほか、翌日にはJA管内の朝来市にある茶園を訪れました。これら2つの工程については、農泊ツアーの商品開発や援農につながる事業展開を目指す「JJエリアセンター但馬」が提案しました。