国消国産イベント盛況 環境負荷低減農業学ぶ JJエリアセンター但馬

JAたじま管内で地域活性化に取り組むJJエリアセンター但馬は10月中下旬、国消国産月間に合わせて、但馬地域の魅力ある農業が学べる国消国産イベントを開きました。但馬管内を巡る1泊2日の行程を6日間連続で行い、全国から235人が参加しました。
JA管内を占める兵庫県但馬地域は、コウノトリの野生復帰を支えた環境に優しい「コウノトリ育む農法」が盛んに行われるなど、「環境創造型農業」の先進地です。本イベントでは、同農法が学べる行程が組まれています。
一日目は県立コウノトリの郷公園を訪れ、JA共済の宿泊保養施設である「城崎温泉あさぎり荘」(豊岡市)に宿泊。夕食は同農法で栽培されたJAのブランド米「コウノトリ育むお米」など地元食材を楽しみました。二日目はJAファーマーズマーケット「たじまんま」(同市)を訪れるほか、映画「国宝」のロケ地にもなった出石永楽館(同市)で同センターによる活動報告などが行われました。
本イベントを企画した同センターの梅澤大助センター長は「今回の国消国産イベントは、但馬の豊富な食を味わっていただく(消費する)ことと、コウノトリ育む農法を学んでいただく(生産する)、双方を実践する場として企画した」と話しました。
