美方大納言小豆を使用した新スイーツ一挙16点お披露目

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 美方郡道の駅協議会やJAたじまなどは11月12日、香美町にある道の駅村岡ファームガーデンで、JAの地域振興品目の一つである「美方大納言小豆」を使用した新顔スイーツのお披露目会を開きました。お披露目会には、特徴である鮮やかなルビー色を生かしたパンやクッキー、アイスなど計16種が並びました。関係者らは、小豆の認知を広げ、生産拡大につなげたい考えです。

 美方大納言小豆は、粒が大きく、色鮮やかで煮崩れしにくいことから、和菓子などに使われています。栽培のほとんどが手作業で、品質の高さが卸先に評価されています。

 一方で、収穫量の減少が課題です。昨年度の生産量はピーク時の1割程度にあたる1.9トンに減っています。

 この小豆の良さを再確認し、生産量・消費量ともに増やすため、同企画が立ち上がりました。但馬地域で、13のお菓子屋などが協力しました。

 香美町香住区にある「naminoho」は、「美方大納言小豆のあんパン」を開発。美方大納言小豆の良さを生かすために、パン生地は素朴な全粒粉を使用しました。

 お披露目会に出席したJA美方大納言小豆生産組合の中村重信さんは「今年は良い品質で栽培できている。スイーツを通じて、美方大納言小豆のおいしさを感じてほしい」と話しました。

 11月22日には、同会場で美方大納言小豆をPRする展示即売会を開きます。