生徒らが特産品と郷土愛育む 村岡支店で「食と農のふれあい活動」を初開催

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 JAたじまは今年度から、但馬管内の児童や生徒に向けて「食と農のふれあい活動」を始めました。同活動は、すでに全支店で取り組んでいる地域活性化のための「地域ふれあい活動」の一環であり、これまでの料理教室や農産物の栽培体験といった、食と農それぞれの活動を一体的に体験するものです。地域の若年層に、食と農への関心や郷土愛をより深めてもらうとともに、地域におけるJAの役割を伝える狙いです。今年度は、但馬各地全4会場で開催します。

 JA村岡支店は、県立村岡高校(美方郡香美町村岡区)の総合的な探究の授業を活用して、地域振興品目「美方大納言小豆」の定植体験を行いました。地元食材を生かした料理作りを探究する、地域文化班調理グループの生徒7人が参加し、JAの営農相談員から美方大納言小豆の特徴やJAの仕事について学んだ後、プランターへの種まきに挑戦しました。土に深さ5cmほどの穴を開けて種をやさしく植え、土全体が湿るくらいの水やりを行いました。2年生の宮田理希さんは「地元食材を一から栽培するのは初めて。地元に美方大納言小豆があるのは村岡高校生として誇りに思うし、大切に育てたい」と話しました。順調に育てば、1週間ほどで発芽をします。

 同授業は11月まで全3回実施。秋ごろに実った小豆の収穫を体験します。小豆であんこを作り、JAブランド米「コウノトリ育むお米」の米粉を入れたた生地で挟んだ、たい焼きのような「うし焼き」作りも行います。焼き型は、但馬牛を模したものを使用するなど、地元の魅力がつまった授業を予定しています。

 同授業で講師を務めた、JA村岡支店(営農)の文字健瑠営農相談員は「美方大納言小豆の栽培管理を通じて継続することの大切さを学び、農業に関心を持ってほしい。今日の活動は、小豆の生産者グループにも共有し、地域農業の活力にもつなげていく」と期待を寄せました。