ファーマーズマーケットたじまんま 来店客数31万人・売上高7億円へ 生産者大会で意思統一

2019.02.13

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 JAたじまの農産物直売所「ファーマーズマーケットたじまんま」は平成31年、より充実した品揃えとイベントの実施で年間来客数31万人、総売上高7億円以上を目指します。212日、平成31年たじまんま出荷者大会をじばさんTAJIMAで開き、出荷者や市場関係者、行政、JAなど約150人が出席。たじまんまのさらなる発展に向けて意思を統一しました。

 たじまんまは、地場産物の豊富な品揃えや年間200を超える多彩なイベントの開催などが好評で、平成27年のオープン以来、年々と来店客数、売上高を伸ばしています。平成30年の実績は、平成29年比で年間来店客数105%、売上高110%でした。平成31年は、更なる地元農林水産物や加工品の充実、食の安全・安心に向けた取組の強化、県内外からの視察や観光客の受け入れ、但馬農産物のPR活動などに力を入れます。昨年10月に朝来市和田山町にオープンした2号店「JAファーマーズ・たじまんま和田山」との出荷物の相互流通にも期待がかかります。

 大会では、たじまんま出荷者部会の谷口修部会長が、「年々と出荷量が増え、販売も好調だ。消費者に満足していただけるようこれからも魅力ある店舗づくりに励んでいこう」とあいさつ。尾﨑市朗組合長が、「開店から9年が経ち、延べ190万人以上の方々にご利用いただいている。生産者と消費者を結ぶ拠点として、今後も安全・安心で高品質な農作物の出荷に努めよう」と呼び掛けました。同JAの職員が、18年の活動や売上の実績を報告。出荷会員に向けてメール配信している売り場情報を活用し、売れる野菜の見極めや売れやすい時間帯への出荷などにも努めてもらうよう促しました。大会ではこのほか、豊岡市農林水産振興事務所の佐賀靖樹さんが兵庫県内の直売所の現状を報告。総会後は、毎年恒例の農業資材が当たるお楽しみ抽選会も行い、出席者らから好評でした。