生産と消費の交流拠点へ 地場農産物を一層充実

2019.03.01

 JAたじまは2月28日、JAファーマーズ・たじまんま和田山の出荷者大会を和田山支店で開きました。部会員、JA役職員、株式会社エーコープ近畿、行政の関係者ら約100人が出席。部会員を増強して地場産の新鮮な農産物の充実を図り、生産者と消費者の交流拠点としてさらなる発展に向けて結束を強めました。平成31年の年間売上目標を1億円としました。

190228tajimanma1.jpg JAファーマーズ・たじまんま和田山は、エーコープ近畿とJAたじまの共同運営で、昨年7月にプレオープン、10月にグランドオープンしました。出荷部会員は現在289人で、7月から12月の6か月間の売上額は約2600万円でした。

 出荷部会南部支部の梶原泰輔支部長は「出荷者を増やしてにぎやかな売り場をつくり、生産者同士また消費者と交流できる場にして地域を盛り上げたい」と意気込んでいます。

 エーコープ近畿の高崎淳社長は「但馬には多くの特産物がある。JAや生産者との連携を強めて地場産、国産の販売、暮らしの拠点として広く発信していきたい」と話しました。

 同JAの尾﨑市朗組合長は「JAが生産から出荷までをしっかり支援する。新鮮で安全・安心な農産物が豊富に並び、より多くの消費者に満足してもらえるような店にしたい」と話していました。

 優良出荷者として、トマトを主に出荷する井上完さん、多品目の野菜を出荷する小野山良平さん、自家栽培の野菜を使った加工品を出荷する繁田政子さんの3人を表彰しました。