規格外の農産物等を子ども食堂に無償提供 たじまんま(豊岡)

2021.03.15

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 JAたじまは3月11日、NPO法人コウノトリ豊岡・いのちのネットワーク「ドーナツの会」と、子ども食堂などに関する協定を締結しました。

 主な活動内容は、たじまんま(豊岡)に食材支援用ケースを設置し、出荷できない規格外品の農産物などを同法人に随時無償提供します。JAと同法人が、子ども食堂などをはじめとした子どもや若者等の居場所を支援する活動を協働することで、SDGsの「誰一人取り残さない世界の実現」の貢献やフードロス削減などを目指します。

 活動はこのほか、米農家がJAに出荷した紙袋を同法人に支給し、再利用して米袋エコバックを制作します。エコバックは「たじまんま」で販売する予定で、若者の就労支援にも役立てます。

 同法人の戸田和代事務局長は「子ども食堂の利用者は地元産の新鮮な野菜を食べて元気づいてくれるだろう。活動に賛同、支援してくれるJAに感謝したい」と話していました。今後も、JAと同法人が協働してさまざまな取り組みを進める予定です。