第3回営農振興大会を開催 地域一体で農業活性化へ決意新たに

2025.11.28

251128JAたじま 第3回営農振興大会を開催 地域一体で農業活性化へ決意新たに.jpg

 JAたじまは1128日、豊岡市民会館(豊岡市)で7年ぶりとなる第3回営農振興大会を開き、組合員や行政、取引先、役職員など約350人が参加しました。大会では、中期3か年計画Plan2027に基づき、地域農業が抱える様々な課題への対応と今後の方向性を確認し、JAと地域が一体となって但馬の農業を活性化させるため方針を共有しました。

 開催にあたりJAの太田垣哲男組合長は「生産者の努力が確実に市場へ結びつくよう、より一層の連携を強化し、生産者から卸までがしっかりつながった強い産地づくりを目指す」と述べ、生産者と行政・取引先・JAの連携を一層深めて歩む重要性を強調しました。

 営農生産・畜産担当の西谷浩喜常務が営農振興方針として中期3か年計画の要点を説明しました。基幹作物である米の重点取り組みを中心に、特産や畜産振興に向けた施策にも触れ、農家所得の向上と市場への安定供給を実現するための取り組みを述べました。

 大会では、長年にわたり地域農業の発展に貢献した組合員への表彰が行われたほか、取引先からは農畜産物の生産現場での努力に対する感謝と期待の声が寄せられました。

 大会決議では、産地力の強化や持続可能な地域づくりへの貢献、安定した農業生産の実現、「地産地消」の促進などを掲げ、参加者全体で決意を新たにしました。

 大会後には、JAたじま発足30周年記念事業として、JAグループのサポーターである林修氏が記念講演を行いました。

表彰者は次のとおり。かっこ内は、所属部会名。

 ◇個人∇加藤正夫さん(ふるさと但馬米振興会 出石支部)

     奥谷光正さん(美方郡つちかおり米生産組合)

     森垣哲男さん(朝倉さんしょ部会 豊岡支部)

 ◇団体∇但東町野菜生産組合ピーマン部会