村尾さん最優秀賞受賞 美方郡種牛共進会

170929kyousinkaikekka.jpg JAたじまは9月29日、第86回美方郡種牛共進会を美方郡農村総合研修センターで開きました。美方郡内の畜産農家30戸が47頭を出品。新温泉町飯野の村尾憲弘さんが出品した「ゆきの」を1等賞1席に選びました。この日の共進会で入賞した上位7頭は、10月29日に姫路市で開かれる第99回兵庫県畜産共進会に出品されます。

 「ゆきの」は昨年6月17日生まれで、父牛は「芳悠土井」、母牛は「ゆきふく」。発育が良く、体積感もあり、中躯から後躯にかけての伸びと胸深に幅があり、均称の取れた品位の良さが高く評価されました。村尾さんは、「栄養度に配慮しながら体高を伸ばすためにエサの量には気を付けて育てた。県の共進会でも良い結果が残せるよう育成管理に努めたい」と話していました。

 美方郡種牛共進会は県の畜産共進会予選を兼ねて優秀な但馬牛を生産するための技術研修の場として毎年開催しています。共進会ではJAや県畜産試験場、全国和牛登録協会県支部など関係機関の担当者らが但馬牛としての資質や品位・均称や発育状況など1頭ずつ審査しました。

 兵庫県畜産共進会に出場するその他の入賞牛と出品者は次のとおりです。

 1等賞2席=「ふくてる6の6」淀貴至さん(香住区)

   同賞3席=「こまる2」上田伸也さん(村岡区)

  同賞4席=「ふく」田中房夫さん(新温泉町)

  同賞5席=「ふくよ6の5」中井のり子さん(新温泉町)

 2等賞1席=「としよしひさ」中井のり子さん

  同賞2席=「てるふく2」中村文吾さん(新温泉町)