上田さん両部門で最優秀賞 香美町子牛品評会

181102kamityoukousi1.jpg 香美町とJAたじまは11月2日、第14回香美町子牛品評会の後期の部を、美方郡農村総合研修センターで開き、雄・雌の部の一等賞一席に、村岡区の上田伸也さん(写真中央)が出品した「第3さちふく」を、去勢の部の金賞一席に同じく上田さんが出品した「上田306」を選びました。

 「第3さちふく」は、今年の3月21日生まれで父牛は「芳悠土井」、母方の父は「照一土井」。体積感と均称に優れ、肘立ちが良く、躰の幅に富むなど、月齢に応じた発育の良さと但馬牛としての品位の高さが評価されました。「上田306」は、今年3月12日生まれで父牛は「山伸土井」、母方の父は「菊俊土井」。体積感があり肩から中部にかけての移行に優れ、特に後躯の充実した去勢らしさが高く評価されました。上田さんは、「体調を崩さないようエサの量や栄養には細心の注意を払った。両部門で受賞でき、とてもうれしい」と話していました。

 品評会は優秀な但馬牛を生産するための技術研鑽の場として毎年開いています。今回の品評会には、町内の畜産農家25戸が、生後5カ月から8カ月までの子牛を出品。雄・雌牛50頭、去勢牛13頭の計63頭が出品されました。JAたじま畜産部の職員が但馬牛としての資質、品位・均称や発育状態など1頭ずつ入念に審査し、上位入賞牛を選びました。

そのほかの上位入賞牛と出品者は次のとおりです。

【雄・雌の部】

一等賞二席=「まるふく4」長瀬久美子さん(村岡区)

  同三席=「ももひめ5の2」中村まゆみさん(小代区)

  同四席=「こうふく18」淀貴至さん(香住区)

  同五席=「つるひめ2」森脇雄一さん(村岡区)

  同六席=「うえだ356」上田伸也さん

  同七席=「さかえの2」藤原吉子さん(小代区) 

  同八席=「いちてる3」中村健治さん(小代区) 

【去勢の部】

 金賞二席=「姫悠香」田中一馬さん(村岡区)

  同三席=「上田511」上田伸也さん

  同四席=「俊福」朝倉久子さん(小代区)