東部子牛品評会 養父市の高橋さんと上垣さんが最上位

 JAたじまは102日、但馬家畜市場で令和元年度たじま農協東部子牛品評会を開きました。今年生まれた雌子牛56頭が月齢別の2部門で競い、一部(13月生まれ)で大屋町の高橋副武さんの「かめの」を、二部(45月生まれ)で同町の上垣勇吾さんの「ともぎく12」をそれぞれ最上位に選びました。

 品評会には豊岡市、養父市、朝来市から、一部に38頭、二部に18頭が出場しました。兵庫県立北部農業技術センター、全国和牛登録協会兵庫県支部、JAの職員らが、発育具合や資質などを1頭ずつ審査しました。

191002toubu1.jpg 一部の1等賞1席の「かめの」は24日生まれで、父に「芳悠土井」、母の父は「丸宮土井」。発育が良好で体の伸びやかさがあり、体上線と体下線が美しく、種牛の体型にふさわしいことが評価されました。高橋副武さんの甥・大樹さんは「一席に選ばれてうれしい。小さい頃から草をよく食べて順調に成長した」と喜びました。

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 二部の1等賞1席は「ともぎく12」は42日生まれで、父に「丸池土井」、母の父に「福芳土井」。但馬牛らしい品位と資質があり、骨格のしっかりした種牛性の高さが評価されました。上垣さんは「選ばれて驚いたが評価されてうれしい。これまで特に手はかからなかったが、今後も愛情をもって飼育したい」と話しました。

 

  

そのほかの上位入賞牛と出品者は次のとおり。

【一部】
1等賞2席=「ぼたん1」吉村英美さん(養父市)
同3席=「てるまさわか」岩花希さん(養父市)
同4席=「めぐみいけ19」太田克典さん(養父市)
同5席=「みすずひさ19」宮田貴身仁さん(朝来市)
同6席=「たかまる5」小牧成基さん(豊岡市)

【二部】
1等賞2席=「なつはる」田村正宏さん(養父市)
同3席=「ひさまつ」森井正彦さん(豊岡市)
同4席=「ふくぼたん1の2」岩花進さん(養父市)