但馬牛 3月子牛市開催
JAたじまは3月9日、神戸ビーフや特産松阪牛など高級牛肉のもと牛になる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場(養父市)で開きました。
雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は81万4,960円。前月(78万4,100円)と比べて3万860円高で、2カ月ぶりに前月対比で上回りました。雌牛の平均価格は、前月(75万9,699円)と比べて6万2,635円高の82万2,334円。雌牛の導入が盛んな県外購買者が多く来場し、引き合いが強まりました。
3月市は、県内の繁殖農家が生後7~10か月の雌牛118頭、去勢牛157頭の計275頭を上場。販売総額は2億2,411万4,000円でした。
JA畜産課の福井徹課長は「まん延防止等重点措置が延長された中での開場であったが、多くの購買者に来場いただき活気のある市場が開催できた」と話しました。