全共候補牛決まる 生育良好の20頭

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 JAたじまは28日、第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会に出品する兵庫県代表牛の選考に向けた予選会を開きました。この日の予選会で選ばれた20頭が、725日に丹波篠山市で開かれる県最終予選に出品され、県代表牛が決定します。

 豊岡市と養父市、朝来市内の出品牛はJA但馬家畜市場(養父市)で、美方郡内の出品牛はJAみかた畜産事業所(新温泉町)で開きました。

 JAは、今年3月から牛舎巡回や予選会を繰り返し、候補牛を選考してきました。同日の予選会では、2区(若雌の1)と3区(若雌の2)、4区(繁殖雌牛群)、6区(総合評価群)の計30頭が出品されました。JAなど関係機関らが、体高や胸囲などを測り、出品牛の発育具合を審査し、候補牛を選抜しました。但馬牛としての資質や品位にも重点を置いて審査しました。

 最終予選に2頭の出品が決まった新温泉町の中村文吾さんは「最終予選まで約一カ月間、順調に成長させ、全共に出場したい」と話しました。