但馬牛 9月子牛市開催
JAたじまは9月14日、「神戸ビーフ」や「特産松阪牛」など高級牛肉のもと牛になる但馬牛の子牛市を、但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。
飼料価格の高止まりで、肥育農家が子牛を買い控える動きがある中ですが、出品牛のそろいが良く、引き合いが強まったことで平均価格が上昇。雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は74万6,402円で、前回の7月市と比べて3万3,879円高となり、3月市以来半年ぶりに前回対比で上回りました。
9月市では、兵庫県内の繁殖農家が雌牛137頭、去勢牛179頭の計316頭を上場。販売総額は2億3,586万3,100円でした。
JA同市場の生田景一場長は「暑い時期であったが仕上がり良く、市場全体を通して牛がそろっていた。日頃の生産者の飼養管理の成果だ」と話しました。