但馬牛 7月子牛市開催
JAたじまは7月12日、神戸ビーフや特産松阪牛などのブランド牛肉のもととなる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均価格は76万8,166円で、前回の5月市(72万3,340円)と比べて6.2%高となりました。7月市は去勢牛の1頭平均価格が前回より7万5,055円高い、80万3,677円となり今年で1番高い結果となりました。
夏場の牛肉需要期に向けて、現在好調である枝肉相場の更なる上昇に対する期待感も重なり、前回・前年対比価格を大きく上げる相場となりました。
7月市には、県内の繁殖農家が雌牛166頭、去勢牛216頭の計382頭を上場しました。販売総額は2億9,343万9,300円でした。
JAたじま畜産部の谷口広行部長は「依然厳しい環境下ではあるが、繁殖農家が丹精込めて飼育した但馬牛が、多くの肥育農家に高い評価を受け大変うれしい。ご購買者の皆さまに感謝したい」と話しました。