新せりシステム導入 子牛情報を確実に提供 但馬家畜市場

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 JAたじまの但馬家畜市場は、システム機器の更新に伴い、新しいせりシステムを導入しました。7月のせり市から運用を開始しています。せり前に各出品牛を説明する場内アナウンスを、人力から自動に切り替えることで、せり全体の時間短縮を図るほか、来場者に出品牛の情報を確実に伝えることができるとして、JAでは購買意欲の向上に期待しています。

 新しいせりシステムでは、牛の入場番号や性別、体重、せり決定価格、せり落とした購買者番号などの情報が、合成した音声による自動アナウンスとなりました。アナウンスは女性のはきはきとした声で、購買者は「とても聞き取りやすい」と評価しています。

 今回の機器更新ではこのほか、せり場内にあるスピーカー、パソコン、モニター、せりボタンなど電子機器全てを一新。JAの西谷浩喜営農生産・畜産担当常務理事は「今回のシステム変更に伴い、よりスムーズで円滑なせり市場の運営に資するものとなる。新システムにより今後も、トラブルなく安全な運営を目指したい」と話しました。