森脇さん、今井さんに栄光 但馬牛子牛を審査

230901JAたじま 香美町子牛品評会(前期の部)2.JPG JAたじまと香美町は9月1日、JAのみかた畜産事業所(新温泉町歌長)で、但馬牛の資質を競う第19回香美町子牛品評会(前期の部)を開きました。町内の畜産農家が種牛の部27頭と去勢の部14頭を出品。種牛の部では村岡区の森脇雄一さんが出品した「ひさつるまる3」が最上位の一等賞一席に、去勢の部では小代区の今井正人さんが出品した「福富」が最上位の金賞一席に選ばれました。

 香美町子牛品評会は毎年、前期と後期の2回開いています。JAの畜産部職員が但馬牛としての資質、品位や均称、月齢に応じた発育がなされているかなどを審査しました。

 「ひさつるまる3」は父牛に「忠味土井」、母の父牛に「芳悠土井」の血統を持ちます。審査では、体上線が平直で、種牛らしくバランスの取れた発育が高く評価されました。森脇さんは「久しぶりに一等賞一席に選ばれてうれしい。育成中は病気をさせないように気を付けてきた。後期の部も一等賞をとれるように頑張りたい」と語りました。

 「福富」は父牛に「忠味土井」、母の父牛に「丸富土井」の血統を持ちます。審査では、体上線が平直で発育が良く、但馬牛としての品位を保っている点などが去勢牛として高く評価されました。

 その他の上位入賞牛と出品者は次の通り。

種牛の部 一等賞二席=「うえだ735」上田伸也さん(村岡区)

        三席=「しょうこ12」小林一樹さん(小代区)

        四席=「てるただ」長瀬五一さん(村岡区)

        五席=「うえだ794」上田伸也さん(村岡区) 

去勢の部  金賞二席=「上田661」上田伸也さん(村岡区)

        三席=「照錦3」井上哲也さん(村岡区)

        四席=「萬田」谷渕侑生さん(村岡区)

        五席=「福福伸」井上哲也さん(村岡区)