平均価格80万4,605円 3市場連続80万円越え、インバウンドや輸出で高値続く

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 JAたじまは4月10日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は804,605円(税抜)。前回の3月市と比べて4,752円低で、ほぼ横ばい。3市場連続で80万円越えとなりました。海外輸出やインバウンド(訪日外国人)需要が高まって特に肉用牛の去勢子牛の導入が進み、高値が続いています。

 4月市では、兵庫県内の繁殖農家が雌牛96頭、去勢牛162頭の計258頭を上場。販売総額は27588,000円でした。

 JAの西谷浩喜営農生産・畜産担当常務は「4月市は前月より上場頭数が少なかったことや発育良好な子牛が多かったことも引き合いが高まり高値につながった。今後も高値取引が継続し生産農家の励みになってほしい」と話しました。