上田さん(種牛の部)最上位 香美町子牛品評会
JAたじまと香美町は9月5日、JAのみかた畜産事業所(新温泉町歌長)で、但馬牛の資質を競う第20回香美町子牛品評会(前期の部)を開きました。町内の畜産農家が種牛の部31頭と去勢の部16頭を出品しました。種牛の部では村岡区の上田伸也さんが出品した「うえだ669」が最上位の一等賞一席に、去勢の部では村岡区の谷渕侑生さんが出品した「初波広」が最上位の金賞一席に選ばれました。
同品評会は毎年、前期と後期の2回開いています。JAの畜産部職員ら審査員が但馬牛としての資質、品位や均称、月齢に応じた発育がなされているかなどを審査しました。
「うえだ669」は父牛に「茂和美波」、母の父牛に「芳山土井」の血統を持ちます。審査では、発育の良さや品の良さ、前・中・後躯の移行のきれいさが高く評価されました。上田さんは「品評会に出すために育成した。病気にかかることなく、元気に育ってくれた」と話しました。
その他の上位入賞牛と出品者は次の通り。
種牛の部
一等賞二席=「うえだ535」上田伸也さん(村岡区)
三席=「はちまる4の3」森脇雄一さん(村岡区)
四席=「あやきく」長瀬五一さん(村岡区)
五席=「うえだ838」上田伸也さん(村岡区)
去勢の部
金賞二席=「皇治」谷渕侑生さん(村岡区)
三席=「若藤」淀貴至さん(香住区)
四席=「三也105」上田純也さん(村岡区)
五席=「峰藤」小林一樹さん(小代区)