ふるさと但馬米

活動レポート

生産者大会で意思を統一

2015.12.18

IMG_2667.jpg ふるさと但馬米みかた支部は12月16日、浜坂支店で生産者大会を開き、来年度の栽培に向けて生産者の意思の統一を図りました。大会には生産者や流通業者、JA職員ら56人が出席。

 今年は雨が続き、生育不良や刈り取り時期に遅れが見られましたが、品質に影響はなくできは平年並み。同支部では平成27年、生産者228人が約105haで栽培し、386tを出荷しました。山本勝昭支部長は、「ふるさと但馬米の生産量が減っているなか、みかた支部は生産量が安定していて、品質も良い。来年もこの調子で1袋でも多く出荷しよう」と呼びかけました。

 大会では、同米を取り扱う株式会社神明ホールディングの社員が、販売の現状を報告。そのほか、水稲の病害や土作りについての研修会などがあり、参加者は熱心に聞き入っていました。

 ふるさと但馬米は、慣行栽培と比べて減農薬・減化学肥料で栽培する特別栽培のコシヒカリ。生産者と流通関係者、JAが一体となって生産から流通まで取り組んでいるのが特徴です。同米の生産者で組織する、ふるさと但馬米振興会は今年、1,206人が598haで栽培し、2,026tを出荷しました。