コウノトリ育むお米

活動レポート

推進協議会が総会

2015.02.25
 コウノトリ育むお米推進協議会は2月20日に豊岡市役所で総会を開き、販売量の増加と品質の維持・向上に一層取り組むことを確認しました。協議会はコウノトリ育むお米生産部会豊岡北部支部、同豊岡南部支部、㈱イトーヨーカ堂、東邦物産㈱、全農パールライス㈱、豊岡市、JAたじまで構成していて、イトーヨーカドーでの同米の販売推進に取り組んでいます。総会には関係者17人が出席しました。

 平成25年産の販売量が前年に比べて約3割減少したことを受け、26年産の販売については消費者目線での価格と価値の検証を行います。その一つとして、特定の生産者とほ場に限定することで食味の安定化を図った限定米を4月から試験的に販売を始めます。27年産は限定米の品質向上にさらに力を入れ、販売を本格化させます。生産者は、「米作りは大変だが、誇りを持って作っている。米作りのプロとして品質向上に取り組んでいきたい」と話していました。
 ㈱イトーヨーカ堂、東邦物産㈱、JAたじまは毎年、同米の取扱い量に応じた金額を豊岡市コウノトリ基金へ寄付していて、今年は計1,297,656円を寄付しました。

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基金への寄付の目録を手にする中貝宗治・豊岡市長(右)とJAたじまの友田達也常務