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コウノトリ育むお米

活動レポート

農法の理念拡大へ総会で確認

2016.03.01

 コウノトリ育むお米生産部会は2月26日、総合営農センターで通常総会を開き、平成28年度の振興方針に「コウノトリ育む農法の理念の理解と部員相互に意識を高める」ことを掲げました。同部会が生産する但馬産特別栽培米コシヒカリ「コウノトリ育むお米」の、おいしいお米と多様な生き物を育み、コウノトリの住める豊かな文化、地域、環境づくりを目指す農法を実践し、安全、安心でおいしい米を安定的に供給できる産地の確立を目指します。

 総会には部会員、JA役職員と行政関係者ら50人が出席。同部会の稲葉哲郎部会長が、「農法が確立し部会が誕生して10年経ち、農業やJAを取り巻く環境は大きく変わっている。よりおいしい高品質なお米作りに取り組み、自信を持って消費者に届けていこう」とあいさつ。同JAの太田垣哲男専務は、「農家所得の拡大に向けて、JAは生産者や関係機関と一体となり、営農指導や販売に一層力を入れていく」と述べました。

 総会では、27年7月に開いた生産者大会で決議した、「同米の農法の要件、理念を理解する仲間づくり」、「部会員全員の栽培技術と、食味・品質の向上を目指した活動」、「無農薬栽培の取り組みによる生物多様性への貢献」、「販売促進など消費者との交流を通じた、同米の農法と理念の普及」を基に活動することを決めました。また、生産振興や試験研究に加えて販売面でも関係機関との連携を強めたり、同部会が毎年6月に行う田んぼの生き物調査で得た情報を、田んぼの豊かさや農法の効果として発信したりします。

160226kounotori.jpg 総会ではそのほか、役員の改選があり、豊岡南支部の大原博幸さん(写真中央)が新しく部会長に就きました。大原さんは、「今や安全安心は当たり前で、よりおいしいお米が求められている。各支部など、身近で参加しやすい規模での講習会を充実させ、部会員の生産にかける思いと栽培技術をもっと高めていきたい」と意気込んでいました。