コウノトリ育むお米

活動レポート

神戸のホテルで「但馬フェア」 「コウノトリ育むお米」メイン食材に

2016.10.14


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 JAたじま、豊岡市、兵庫県が普及拡大を図る但馬地域のブランド米「コウノトリ育むお米」(コシヒカリ)をメイン食材に使った料理が、神戸市中央区の「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」で提供されます。12月1日から開幕する「但馬フェア」を前に、報道関係者らを招いた初めての試食会が10月12日、ホテルで開かれ、コウノトリ育むお米を使ったオリジナルメニューが披露されました。但馬フェアは2月28日まで。

 

161012lasuite4.jpg 株式会社ラスイートが運営する同ホテルでは2008年の開業以来、地産地消を掲げ、「五国の味めぐり」と称したイベントを毎年企画。春は播磨、初夏は摂津、夏は淡路、秋は丹波、冬は但馬と、1年を5つの時期に分けて各地の食材をフランス料理や鉄板焼に取り入れ提供しています。食材は料理長らが産地を訪ねて厳選するというこだわりぶりです。

 

 

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 地産地消の取り組みを深めようと、8回目となる同フェアから一つの食材に特化した料理作りを始めます。今回選ばれたのは、環境に配慮した米作りと、ミラノ国際博覧会への出品や海外の料理店などでも採用され注目が集まるコウノトリ育むお米。期間中、ホテル内のレストラン「ル・クール神戸」と鉄板焼「心」で、但馬牛や岩津ねぎ、カニなど但馬産の食材とともに同米を使ったサラダ、スープ、メーン料理が提供されます。ホテル直営のスイーツ&ベーカリー「ル・パン神戸北野」では、同米のリゾットを包んだクロワッサンも販売されます。

   

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 同ホテルの田中耕太郎総料理長は、「もともとすばらしい食材に少し手を加え、当ホテルならではの素材のおいしさを引き出したメニューです。ぜひたくさんの方に味わってほしい」と話しました。

 試食会には、新聞やラジオ、雑誌など報道関係者約20人が参加し、料理を味わいました。同米生産者を代表して、栽培方法や生産に対する思いなどを発表した坪口農事の平峰英子さんは、「こんな立派なホテルで使ってもらえて励みになる。主食だけでなく副食としても様々な料理に姿が変わり驚いた。同米を多くの人に知ってもらう良い機会になる」と話していました。

 

兵庫のテロワール "五国の味めぐり" 第8回但馬フェア(2016.12.1~2017.2.28)
⇒ パンプレットはこちら(PDF:3.75MB)

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド

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