農業機器のメンテナンス・刈払機

毎日の健康管理が必要なのは人間だけではありません。
農業機械は、日頃の心がけ一つで長く元気に働いてくれます。簡単なメンテナンスを行うことで、コンディションは良くなります。
より良い状態で機械をご使用いただくためにも、日頃のメンテナンスをおすすめします。
でも、適正な工具を使い安全確認を忘れずにケガのないように行ってください。

刈払機の点検ポイント

刈刃の点検

刈刃のひび割れは作業前には小さくても、作業中には大きくなり破片等が飛んでくる恐れがあり大変危険です。よく点検し、少しでもひび割れがあれば新品と交換しましょう。

刈刃の取り付け

刈刃を固定しているボルト(ナット)は、ゆるみ防止のために左ねじ(通常のねじは時計回りに回すと締まるが、左ねじは反時計回りに回すと締まる)を使っています。専用工具で刃を固定したあと、レンチで締め付けます。

飛散防護カバーの取り付け

作業するこきは必ず飛散防護カバーを取り付けます。取り付けないで作業すると石等の飛散物が作業者に飛んできてけがをする可能性があります。

ギアケースのグリスアップ

ギアケース内の歯車は高速で回転しています。焼き付かせないためには定期的にグリアップしましょう。注入口から、耐熱用リチウムグリスを口元まで補給します。

混合ガソリンの準備

2サイクルエンジンには、ガソリンとオイルが混ざった混合燃料を使用します。混ぜる割合はオイルによって異なりますので注意しましょう。混合ガソリンは長期保存せず、1回の作業で使い切る分だけ作るようにします。

長期格納時

作業終了後、タンクに燃料を入れたままにしておくと燃料が変質してエンジン始動が出来なくなります。1週間以上使わないときは必ず燃料を抜くようにしましょう。
ア.燃料タンクのキャップを外し、本機を預けてタンク内の燃料を回収します。
イ.燃料がオーバーフローパイプから出なくなるまでプライマポンプを押し、キャブレタ内の燃料をタンクに戻します。もう1度本機を傾け、タンク内の燃料を排出します。 ウ.エンジンを始動し、エンストするまで運転します。

農機販売・メンテナンスに関するお問い合わせ

<JAたじま 農機センター>

養父市八鹿町朝倉1141
電話 TEL:079-662-3817