地域ふれあい活動

活動レポート

より身近なJAへ 地区座談会を開催

2013.03.15
 JAたじまは3月13日と14日、JAたじま村岡支店、兎塚支店、射添支店の3支店を会場に地区座談会を開きました。各支店の農協委員を対象とし、合わせて17名が出席しました。

 座談会は、組合員の拠り所となる地域に密着した支店をめざす「地域密着型支店づくり」の一環として今回初めて実施。JAたじま管内でも組合員の比率が高い美方郡香美町村岡区をモデル地区とし、試験的に開きました。組合員がJAに対して気軽に意見できる場を設け、JAをより身近に感じてもらうことを目的としています。

 座談会では、「組合員に、JAの事業は自分たちが利用せなあかんと思ってもらえる支店、センターづくり」をテーマに、職員と意見を交換しました。組合員からは、「JAはもっと農家の立場に立って農産物の販売や肥料の購買を行うべき」や「後継者不足が問題となっているが、次世代への対策は行っているのか」などの意見があり、職員はそれら一つ一つについて丁寧に答えていました。また、「職員だけでなく自身ももっと危機感を持たなくてはいけない」との声もありました。

 参加者らは、「支店を中心とした比較的小さな単位なので発言しやすい。また、他の組合員や職員と交流することで、いろんな考え方を知ることができた」などと話していました。

 JAたじま村岡支店の小林津貴子支店長は、「参加者と職員だけでなく、参加者同士も交流できる良い機会になった。今後も積極的に開催し、組合員にとって身近な支店をめざしたい」と意気込んでいました。

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終始和やかな雰囲気で意見を交換し合いました(兎塚支店での様子)