ピーマンの収穫を通じて地元の農業を勉強しよう
但東町野菜生産組合は10月15日、豊岡市立資母小学校の1~3年生児童18人と一緒にピーマンを収穫しました。
同校では、地元で作られている農産物を知り地元の農業に興味を持ってもらおうと、農業を体験したり、地元でとれた農産物を積極的に給食に取り入れたりしています。今年の5月には、但東営農生活センターの指導の下、ピーマンを1人1鉢植え付け、栽培、収穫しました。
今回、自分たちが育てたピーマンと、地元の農家が作ったピーマンがどれだけ違うのか比べるため、収穫体験を実施しました。収穫は、同組合員の松本浩さんのほ場で行いました。児童らは、はさみを手にほ場に入り、大きく育ったピーマンを一つひとつ丁寧に収穫していきました。
収穫を体験した児童は、「自分で作ったものより大きいピーマンばかりだった」、「ピーマンがたくさんあって、収穫するのが楽しかった」などと話し、収穫を楽しんでいました。収穫したピーマンは児童らが持ち帰ったほか、翌日16日の給食に使いました。
松本さんは、「自然の中で収穫を体験し、食べもののことについて考える良い機会になったと思う。こうした体験を通じて、ピーマンを好きになったり、農業に興味を持ったりしてほしい」と話していました。