食農・地域貢献

活動レポート

コープこうべ職員 援農体験で農業への理解深める

2016.07.28

54789785.jpg JAたじまと生活協同組合(生協)コープこうべは7月24日、25日、職員の農業への理解を深めることを目的に、今年2回目となる同生協の職員を対象とした援農体験ツアーを共催しました。ツアーには同生協や全農パールライス、全農兵庫県本部の職員21人が参加。参加者は、同生協と契約栽培する特別栽培米「つちかおり米」や同生協と契約出荷する養父市大屋町のおおや高原で栽培される有機野菜のほ場で、生産者に教わってほ場の草刈や野菜の収穫を体験しました。

 一日目は、美方郡村岡区森脇にある同米生産ほ場約25aを、草刈機で参加者全員で除草。作業時間は約2時間にも及びました。二日目は、おおや高原で栽培するクウシンサイを収穫。わき芽を残して一つ一つ手作業で収穫し、新聞紙を敷いたカゴに野菜を詰め込みました。

 ツアーに参加した同生協の本田英一組合長理事は、「頭では大変だろうとは分かってはいたが、実際に農業を体験してみて農家の苦労が骨身に渡り感じることができた。近年は高齢化による農家の減少という問題がある。農業の苦労を今一度知ることで、農業の抱える問題や課題を再確認できるいい機会だった」と話していました。