朝市・直売所

活動レポート

浜坂朝市婦人会 売れ筋商品・小菊に力を

2013.05.01

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 JAたじま浜坂朝市婦人会(奥田英子会長・29人)は、朝市の売上の約2割を占める小菊の栽培に力を入れています。盆に向けて、小菊の定植が始まりました。同朝市全体で2000万円の売上を目指します。

 

 浜坂支店敷地内の農産物直売所で営業する同婦人会は、地域で60年続く朝市。自家栽培の野菜や花木、手作りの加工品などを販売しています。会員の高齢化などにより会員数は減少し、それにともない出荷量・売上高ともに年々減少しています。最盛期の平成19年度には売上が2800万円ありましたが、24年度は1900万円と右肩下がり。

 

 そこで、JAと新温泉農業改良普及センターは、品目別販売高を見ると花の売上が一番高く、野菜などに比べて単価も高い小菊の栽培の推進を始めました。栽培暦を作成して配布し、会員を対象に栽培講習会なども開きました。

 

 30年前からの会員、新温泉町藤尾の谷口美佐恵さんさんは、入会当初から小菊を栽培。約2.5aで1年を通して、約40種類の小菊を出荷します。谷口さんは、「今年はアスターの栽培面積を減らし、そこに小菊を植える。菊は病害虫に弱いが、しっかりと管理してお客さんに喜んでもらえるようないいものを作りたい」と話していました。

 

 JAと新温泉農業改良普及センターでは、定期的に小菊のほ場を巡回し、栽培管理等のアドバイスをしていきたいとしています。

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