JA共済

活動レポート

美方広域消防本部に医療機器を寄贈

2015.01.23

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 JAたじまとJA共済連兵庫は1月19日、心肺停止などの状態となった患者を救うための医療機器を美方広域消防本部に贈りました。寄贈した電動式心肺人工蘇生器の導入により、さらなる救命率の向上が期待されます。

 同機器は、約30分間継続的に適切な心臓マッサージを自動で行うことが可能。バンドで胸部の周囲を包み込んで胸部全体を圧迫。救急の現場や救急車などでの搬送中に使用でき、医師の人員削減や負担を軽減することもできます。美方郡は山が多く、隣接する豊岡市からドクターヘリの出動を要請することもありますが、天候不良や夜間は運行が困難なため、同機器への期待は大きくなります。

 この日同本部で行われた受納式では、JAの金子洋一組合長が「JAも共済事業などを通して組合員の安心で豊かな生活を支えようと取り組んでいる。機器を十分活用してもらい、救急救命活動に役立てほしい」とあいさつ。共済連の仙賀秀和部長が美方郡広域事務組合管理者の岡本英樹・新温泉町長に目録を手渡しました。

 受納式のあと、救急隊員が寄贈された機器を使って訓練を披露しました。