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活動レポート

フライングディスク全国大会で準優勝

2013.10.24

131017FD.jpg 豊岡東デイサービスセンター・いなほの里利用者の坂井正明さんが、10月12日から東京都新宿区で開かれた「第13回 全国障害者スポーツ大会」のフライングディスク種目で準優勝しました。兵庫県代表として出場した坂井さんは17日、同センターの職員と利用者に銀メダルを持ち帰ったことを報告し、祝福を受けました。

 

 坂井さんは、平成13年に脳梗塞を患い、左半身が不自由に。うまく話せず思うように意思が伝わらないことから、悔しい思いをする日が続きました。

 そんな坂井さんがリハビリとして始めたのがフライングディスクです。これは、樹脂製の円盤を投げて、飛距離や5~7㍍先にある円形の標的の内側を通した枚数を競うスポーツで、老若男女が手軽に楽しめます。障害者の集まる大会で初めて目にし、試しにやってみたところ、そのおもしろさにやみつきになったそう。自宅のガレージを練習場にして腕を磨き、今では何度も県の代表に選ばれる腕前です。

 

 坂井さんは、「大会当日は緊張したが、周りの人たちの前向きな言葉や監督の励ましのおかげで落ち着いて競技に集中できた。同センターの職員や利用者らの応援もあり、多くの人に支えられてこうした結果を残せたので、自身も周りの人に元気を与えられるように恩返ししていきたい」と話していました。