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活動レポート

まずは知ることから 認知症の啓発活動「アグリ」

2016.06.10

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 JAたじま浜坂介護センターの職員が認知症の理解を深めるのに一役買おうと、キャラバンメイト「アグリ」を結成し、町内各地を回り認知症サポーター養成講座を行っています。

 超高齢化社会を迎え、85歳以上の4人に1人は認知症と言われる中、新温泉町も県下3位の高齢化率となっています。認知症になっても住み慣れた地域で過ごせるような地域作りを目指して、5月19日、新温泉町鐘尾地区の健やかクラブを対象に認知症サポーター養成講座を開きました。 

 寸劇では、認知症の女性に扮した職員が「財布がない」と同居の嫁を疑い警察に通報しようとするシーンを熱演。「通報は大げさだと思うかもしれませんが実際に似たことがあるんです」とナレーターが解説すると驚きの声が上がっていました。 

 認知症になっても住み慣れた地域でいつまでも過ごせる地域づくりを目指していくために、これからもキャラバンメイト「アグリ」は地域包括支援センターと一緒に啓発に努めていきます。