セリ市

活動レポート

岩花さんと高橋さん最上位 東部子牛品評会

2015.10.08

 JAたじまは10月7日、たじま農協東部子牛品評会を但馬家畜市場で開きました。月齢に応じた2部門で審査し、審査の結果、一部では養父市大屋町の岩花希さんが出品した「みやよしき」を、二部では同町の高橋大樹さんが出品した「うりまる」を、それぞれ1等賞1席に選びました。

 品評会には、豊岡市、養父市と朝来市から、平成27年生まれの雌牛56頭が出品。出品牛の中でも若い牛は評価されにくいため、今年から、同年3月生まれまでを一部、同年4月以降に生まれた牛を二部として、2部門での審査を実施。JA職員ら関係者が1頭1頭慎重に、資質や品位、発育の程度などを審査しました。

 

151007toubu1miyayosiki.jpg 「みやよしき」は、平成27年2月5日生まれ。父牛は「丸宮土井」で、母方の父牛は「北宮波」。均称が良く輪郭が鮮明であること、前躯から中躯にかけての移行が良く、特に中躯は深みがあることが評価されました。また、毛が密で骨味があり、雌牛としての品位があるといった、但馬牛の持ち味がよく表れていました。

 岩花さんは、「1等賞1席に選ばれたことに驚いた。エサをしっかりと食べる強い牛になるように意識して育て、牛がしっかりと応えてくれた」と話していました。

 

151007toubu2urimaru.jpg 「うりまる」は平成27年4月2日生まれ。父牛は「菊西土井」で母方の父牛は「福芳土井」。伸びと幅があり均称が良く、前躯から中躯、後躯への移行が良いこと、月齢に応じた深みと品位があり、十分な体高と体積があることが評価されました。

 高橋さんは、「順調に育ってくれた。まだ若い牛なので、今後も気を抜かずにしっかり管理していきたい」と話していました。

 

 

 そのほかの上位入賞牛と出品者は、以下のとおりです。

<一部>

1等賞2席=「はな」森下清司さん(朝来市和田山町)

 同 3席=「みそいち」高橋副武さん(養父市大屋町)

 同 4席=「まるみやふく」吉村英之さん(養父市養父市場)

 同 5席=「ゆりか」谷口正徳さん(豊岡市)

 同 6席=「くらら」上垣勇吾さん(養父市大屋町)

<二部>

1等賞2席=「つねふじ1の3」岩花希さん

 同 3席=「きんぼたん」松嶋笑子さん(豊岡市出石町)

 同 4席=「やすまり」上垣勇吾さん