たじまで農業

活動レポート

若手農業者組織の設立に向けて研修会

2015.02.26

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 村岡営農生活センターは2月18日、若手農業者組織の発足に向けて研修会を開きました。美方郡内で就農を目指す人や就農して1年未満の人などが参加し、先輩就農者から農産物の栽培技術や経営方法などを学びました。

 

 同センターでは、若手農業者の交流と地域農業の活性化を図ることを目的とした新たな組織の設立を目指しています。設立後は、経営安定化のための勉強会や卸売市場の視察などを計画し、行政と連携して若手農業者を育成していきます。設立は、2015年6月の予定です。

 

 研修では、2011年に脱サラして父の農業を受け継いだ青山直也さんと冬季にハウスを活用してキノコを栽培する田中芳一さんが、栽培で工夫していることやこだわり、農業の魅力などについて語りました。参加者は、熱心に話しを聞き、活発に質問をしていました。

 昨年から父のあとを継いで本格的に水稲やピーマンなどの栽培を始めた男性は、「水稲の水管理などとても参考になった。ぜひ組織を作ってもらい、若い農業者で地域の農業を守っていきたい」と話していました。