ふるさと但馬米

活動レポート

豊岡支部で現地検討会 栽培の技術学ぼう

2013.06.19

 JAたじまふるさと但馬米振興会の豊岡支部は6月14日、豊岡市八社宮のほ場で、水稲の生育状況や今後のほ場管理についての現地検討会を開きました。検討会には、支部会員とJA職員、北興化学工業株式会社の社員など約20人が出席しました。

 

 同米は、慣行と比べて減農薬・減化学肥料で栽培する特別栽培の「コシヒカリ」。生産者と流通業者、JAが一体となって商品作りに取り組んでいます。今年度同支部では、289人の生産者が133㌶で栽培します。

 

 検討会では、今年は雨が少なく水不足であることから溝きり作業の必要性と注意点をJA職員が説明。また、米の品質に影響するカメムシの被害を防ぐため、除草剤の散布を適切に行い、畦などの草刈りを徹底することを呼び掛けました。参加者からは、田んぼに生える雑草に有効な除草剤の種類や散布する時期などの質問があり、職員らは一つ一つ丁寧に答えていました。

 

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田んぼに生えている草を抜き、除草剤の効果を確認する支部会員ら

 

 同支部の岡田喜良支部長は、「支部会員一人一人がしっかり栽培の技術を学び、消費者に安心して食べてもらえるお米を作りたい」と話していました。