ふるさと但馬米

活動レポート

今年も産地交流田で親子田植え体験

2013.05.13

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 ふるさと但馬米振興会は5月11日、「親子で田植体験ツアー」の一行を迎えて田植えをしました。この企画は、関西の大手スーパー㈱万代(本社:東大阪市)が企画したもので、「ふるさと但馬米」(兵庫県但馬産特別栽培米コシヒカリ)の購入者の中から選ばれた20組の親子が参加しました。

 参加者らは、今と昔の田植えの違いを紙芝居で学んだほか、手植えの方法を生産者に教わりながら田植えを楽しみました。泥の感触に最初は戸惑っていた参加者も、普段はできない体験に喜んでいました。また、田植え後の昼食では、同米でおにぎりを作って食べるなどして交流を深めました。

 

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 大阪府から参加した樋本愛さんは、「子どもたちに、普段食べているお米がどうやってできるのか体験を通じて学んでほしいと思い応募した。私自身も田植えは初めてで、貴重な体験ができた」と話していました。息子の躍(そら)君と娘のありあちゃんも、「たくさん植えられた。お米になるのが楽しみ」などと話し、満足げでした。

 

 同会の岡田喜良副会長は、「消費者に生産の現場を知ってもらうことで、ふるさと但馬米に親しみを持ってもらえたと思う。今日の体験を、お米や食について親子で考えるきっかけにしてほしい」と話していました。