【温泉】第3回 但馬牛に会いに行ったよ
6月15日、あぐりキッズスクール温泉会場の第3回を新温泉町竹田地区で開催しました。
今回の内容は、二十世紀梨の大袋かけと但馬牛のお世話です。それではその様子をどうぞ。
岸根校長先生のお話からはじまり~。今日は但馬牛について。
「昔、但馬牛は田を耕し、物を運ぶために飼われていたが、近年は牛肉の生産を目的に飼われるようになりました。神戸ビーフや松阪牛などみんなが耳にしたことがある牛肉の素牛は但馬牛なんですよ」と岸根校長先生の話しをみんな真剣に聞いていました。
ちなみにこの人形は校長先生の手作りです(^o^)/
続いて、ちゃぐりんの時間です。
ちゃぐりん6月号を使って牛の部位について学びました。
普段食べているロースやヒレなどおいしい肉は、牛のどの部分にあたるか、みんなで考えました。
「牛は大人しい動物。大きな声を出すとビックリしてしまいます。ストレスを与えるとおいしい肉にはなりません。牛舎では大声を出したりしないように」とみんなに呼びかけました。
今日は4月に授粉した二十世紀梨の袋かけをします。
袋に自分の名前や梨のイラストなどを書き込みました。
集中して書いてますね~
公民館から約1km先の梨園に到着。
「袋かけは、梨の実を病気や害虫から守るために行う。おいしくてきれいな梨を作るためにはとっても大事な作業」と温泉町果樹園芸組合の重本静男組合長から、袋かけのやり方を教わりました。
「せっかくできた小さな梨の実を落とさないようにやさしくな」と梨園を管理する坂本勝美さんにも教えてもらいました。
こちらは、水稲農家であり梨農家でもある本田澄夫さんに教えてもらっています。
「一つ一つ手作業で袋をかけていくんだよ。大変だけどおいしい梨を作るために農家のみんなはがんばっているんだよ」
となりの梨園の本田さんも手伝ってくれました。
「みんながんばったから、きっとおいしい梨ができるよ」
9月に収穫をします。楽しみだね。9月までの管理、坂本さんよろしくお願いします。
さあ、次はお待ちかねの但馬牛のお世話。バスに乗って新温泉町海上の尾﨑嘉孝さんの牛舎におじゃましました。
尾﨑さんのところには、繁殖牛約30頭、肥育牛約40頭がいます。
毎日の仕事など話しを聞いたあと、ブラッシングとえさやりを体験しました。
牛の体にブラシをかけていきます。子どもたちは、牛の大きさに戸惑いながらもやさしく丁寧にブラシをかけていました。
こちらはえさやり。
「いっぱい食べてね」
子どもたちは但馬牛と楽しくふれあっていました。
第3回はこれまで。次回7月13日は、夏野菜を収穫してサラダ作り、器と箸を作って流しそうめんを食べるを予定しています。
お楽しみに。