食農・地域貢献

活動レポート

特殊詐欺を防げ JAと警察が協力

2015.12.04

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 JAたじまは、豊岡南警察署と協力して、多発する特殊詐欺被害の防止を呼びかけるキャンペーン「こうのとり作戦」を始めました。ファーマーズマーケットたじまんまで販売する「コウノトリ育むお米」の袋に啓発ステッカーを貼り、利用者に注意を喚起します。

 同署によると、全国で特殊詐欺による被害は増加傾向で、同署内では今年は11月末までに6件1,700万円の被害が確認されています。特に11月に入ってからは、詐欺とみられる不審な電話による市民からの相談が増えているそうです。

 ステッカーには、コウノトリをモチーフにした県警マスコットが「振り込め"サギ"ではないか!」とコウノトリに姿が似ているサギに間違えないでほしいという訴えにかけ、不審な電話への注意を呼びかけています。12月2日には、JA職員と同署員がたじまんまでステッカーを貼った「コウノトリ育むお米」のパックごはんを来店者に配りました。

 同署生活安全課の大塚清信課長は、「年末に向けて被害防止の取り組みを強化し、詐欺による被害を減らしたい」と話しました。尾﨑市朗組合長は、「組合員が被害に遭わないようコミュニケーションをしっかりとり、地域に密着した協同組合の役割を果たしたい」と話していました。151202sagi2.jpg