セリ市

活動レポート

香美町子牛品評会 上田伸也さんが2年連続二冠達成

2016.09.05

 160902kousi1.jpg香美町とJAたじまは9月2日、第12回香美町子牛品評会(前期の部)を、美方郡農村総合研修センターで開きました。雄・雌の部と去勢の部の2部門で、香美町村岡区宿の上田伸也さん(45)の出品牛を2年連続最上位に選びました。

 品評会は優秀な但馬牛を生産するための技術研修の場として毎年開催。町内の畜産農家25戸が10カ月未満の子牛51頭を出品し、JAたじま畜産部の職員が但馬牛としての資質や品位・均称や発育状況など1頭ずつ審査しました。

            「にしき280」

 雄・雌の部で一等賞一席に選ばれた上田さんの出品牛「にしき280」は2月8日生まれで、父牛は「芳悠土井」、母牛は「ひろてる」。骨のしまりや皮膚・皮毛などの資質と、体上線や体の幅、また側望からの均称のとれたバランスの良さが高く評価されました。去勢の部で金賞一席に選ばれた「久福173」は昨年12月15日生まれで、父牛は「芳悠土井」、母牛は「ひさふく」。肋張りの良さや体の伸びと深み、また尻から腿にかけての充実などが高く評価されました。

 上田さんは「二年連続で選ばれて感無量。入賞した姿を見て、若い畜産農家の励みになればと思う。次の品評会や共進会に向けてこれからも頑張って牛を育てていきたい」と話していました。

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                       「久福173」