おせち料理の煮豆に欠かせない丹波黒大豆 出荷調整始まる

持ち込まれた黒大豆は乾燥と脱粒の後、機械で形の丸いものだけを選び、大きさごとに分けられます。機械では見分けることのできない皮の破れや虫喰いなどをベテラン作業員の目で検査しています。作業の最盛期は12月中頃で、毎日約30人が作業にあたります。検査を終えた黒大豆を順次、卸業者に出荷していきます。
作業員の女性は、「私たちの作業は、朝来市産の黒大豆の品質を守るための最後の砦。しっかりと確認して、良いものだけを消費者に届けたい」と話していました。