たじまで農業

活動レポート

「担い手応援米」の消費者が産地で稲刈りを体験

2015.09.05

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 豊岡市日高町上石で9月5日、JAたじまが担い手農業者の経営支援の一つとして取り組む「担い手応援米」(コシヒカリ)の稲刈り交流会を開きました。同米を取り扱う関西の大手スーパーのイズミヤ㈱(本社:大阪市)が企画したもので、同米を購入しキャンペーンに当選した10組約30人が稲刈りを楽しみました。

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 同スーパーでは、産地精米、特定農家限定生産「但馬こしひかり」として、店頭に並んでいます。同社の前田高志バイヤーは、「体験を通して、消費者に産地や生産者のことを知ってもらい、より身近に感じてもらうきっかけにしてもらいたい」と話していました。

 稲刈りは、生産者の上坂光宏さんの田んぼで行いました。参加者らはJA職員から稲刈りの仕方を教わったあと、稲刈り鎌でたわわに実った稲を一株一株丁寧に刈り取り、稲木にかけていきました。

 家族4人で参加した女性は、「稲刈りはみんな初めてで、子どもたちも楽しそうだった。これからは産地のことや生産者のことを思っていただきます」と話していました。

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