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たじまで農業

活動レポート

地方創生へ国家戦略特区で事例報告

2016.01.29

 JAたじまと行政などで組織する但馬広域営農団地運営協議会は1月27日、平成27年度第2回但馬地域農業活性化セミナーを養父市立ビバホールで開きました。農会、農業委員会や集落営農組織の代表者を中心に、同JA役職員、行政などの関係者ら約300人が参加。耕地面積の多くが中山間地域にある但馬地域で、農業が抱える諸問題の解決に向けた取り組みを学びました。

 セミナーは、但馬地域の農業を振興し地域を活性化することを目的に、毎回、さまざまなテーマで開いています。今回は「儲かる中山間地農業への挑戦!-農業特区 養父市の取り組みから-」がテーマ。同市の三野昌二副市長や、同市での農業に参入した企業の代表らが、平成26年5月に「中山間農業改革特区」として国家戦略特区の指定を受けた同市でのそれぞれの取り組みを発表しました。

160127kasseika.jpg 三野副市長(写真)は、自律的で持続的な農業を確立するためには、これまでとは違う新しい考え方や発想を取り入れることが重要だと説明。「農家や地域の企業が農業をしやすいように、これからも国家戦略特区を生かした規制緩和を働きかけていく」と意気込みました。また、同市の能座地区と協力して地域農業を盛り上げる株式会社Amnakと同地区の農会の代表者や、同市大薮地区で地元農家、JAや行政と農業振興に力を入れるやぶファーム株式会社からオリックス農業株式会社の代表者と同JA職員らが事例を報告し、参加者らは、熱心に聞き入っていました。

 同JAの尾﨑市朗組合長は、「近年、農業を取り巻く環境は大きく変わっている。地域の農業を活性化するために、農家とJA、企業が連携して、それぞれの強みを生かした農業の在り方を示していきたい」と話していました。