たじまで農業

活動レポート

仲間と連携 サラリーマン農家意見交わす

2016.02.15

sarari-man.jpg 香住営農生活センターは2月14日、同センター管内で会社勤めをしながら農業をしている若手兼業農家を中心に「サラリーマン農家の集い」を初めて開きました。仲間づくりを目的に、仕事と農業を両立することへの日頃の悩みや今後の課題などについて、参加者らは同じ境遇の人たちと意見を交わしました。

 この日は、香住地区の組合員や地域住民、行政やJA職員ら合わせて12人が参加。同センターの山田博センター長は、「サラリーマン農家はたくさんいるが、他の人の意見を聞く機会は少ない。この機会に意見を交わし、地域農業の活性化につなげていこう」とあいさつしました。「サラリーマン農家の集い~こんな事を思っとる、今の農業、これからの農業」と題して、参加者らは、日頃から悩んでいる鳥獣害への対策や、会社に勤めながらだと農業をする時間が少ないこと、定年退職したあとの不安などについて語り合いました。また、今後の農業を維持していくためには、集落営農組織の立ち上げなども検討していかなければならないなどの意見も出ました。

 集いに参加した北村慶次郎さんは、「同じように会社勤めをしながら農業をしている人の意見が聞きたいと思って参加した。サラリーマン同士協力して、つながりを大切にこれからも仕事も農業も頑張っていきたい」と話しました。