ふるさと但馬米

活動レポート

ふるさと但馬米 初めての生産者大会

2014.08.13
 ふるさと但馬米振興会は8月6日、HOTEL KOSHO(豊岡市日高町土居)で生産者大会を開き、集荷数量の維持と活動の充実を誓いました。大会には生産者と、㈱神明ホールディング(本社・神戸市)とJA全農兵庫の関係者、JA役職員ら約200人が出席しました。

 振興会は、生産者と流通関係者、JAが一体となって米作りに取りくむ目的で2009年に設立。翌年から減農薬・減化学肥料でコシヒカリを栽培し、神明が販売を担当しています。14年は生産者1,261人が610haで栽培していて、契約数量は71,000袋(1袋30kg)となっています。振興会の江尻繁会長はあいさつの中で、「栽培面積の維持と増産が一番の課題。1袋でも多く出荷してほしい」と呼びかけました。

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あいさつをする江尻繁会長

 振興会が朝来市に設置している産地交流田では、関係者による農作業や、消費者も参加して田植えと稲刈りを通じて生産者と交流してきました。今後も生産者の米作りにかける思いを流通関係者と消費者が共有できる活動に力を入れます。
 大会ではこのほかに、全農職員から食味向上についての講演があり、生産者は熱心に聞き入っていました。

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