たじまで農業

活動レポート

産直部会 総会を開催

2013.04.19

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部会長に再選され、あいさつをする野田部会長

 新温泉町産直部会は4月18日、温泉支店で総会を開きました。平成25年度の取り組みについて協議し、売上高750万円を目指すことを決めました。総会には、部会員のほか、JAや出荷先の関係者ら約30人が出席しました。

 同部会は、旧温泉町と旧浜坂町の生産者で構成。6月から11月までの間、ピーマンやナスなど約70品目の農産物を近畿地区で営業を展開しているスーパー阪急オアシスのうちの4店舗に産地直送しています。24年度は出荷量の前年対比が、温泉地区で108%、浜坂地区で143%といずれも増加し、前年度より54万円増の698万円を売り上げました。浜坂地区では出荷物に貼るバーコードの発行機を浜坂営農生活センターに設置したことで出荷がしやすくなりました。

 部会員は、24年度より1人増の28人。25年度の活動として、売場の様子や消費者の反応を見ようと出荷した翌日に4店舗を訪問することを計画。また、これまで出荷をしていなかった漬物などの加工品にも力を入れたいとしています。

 出荷先の株式会社阪食 商品統括部第2商品部農産課・新開啓介さんは、「販売状況を詳しく知りたいという生産者の要望に応えられるよう、こまめに情報を提供したい。こちらの商品は新鮮でお客様に大変好評。もっとたくさん出荷してほしい」と呼びかけていました。役員の改選で部会長に再選された野田茂晴さんは、「野菜を作っている方などに声を掛けて、会員を増やし、出荷量を増やしたい。これからも消費者に喜んでもらえる新鮮で品質の良いものを届けたい」と話していました。