たじまで農業

活動レポート

品質の向上目指す 現地検討会を実施

2013.06.19

 JAたじまの豊岡ブロックつちかおり米生産部会は6月14日、豊岡市木内のほ場で現地検討会を開き、同米の生育状況や今後のほ場の管理などについて確認しました。

 

 同米は、生活協同組合コープこうべと契約出荷している特別栽培の「コシヒカリ」。安全・安心に配慮し、農薬や化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑えて栽培しています。今年度同ブロックでは、34人の生産者が24.5㌶で栽培します。

 

130614tutikaori.jpg 検討会には部会員10人のほか、同JA職員と北興化学工業株式会社の社員が出席。部会員から中干しの適期や効果的な防除の方法についての質問があり、職員らは、茎数が15本になるころを目安に落水すること、除草剤を散布する時期などを説明。畦の草刈りをしっかり行うよう呼び掛けました。

 また、試験的に栽培している品種「つや姫」のほ場を見学し検討を行いました。

 

 同部会の渡邊良策部会長は、「同じ部会の仲間が集まることで、栽培に関する共通の疑問や悩みを解決でき、品質の向上につながる。今後もこうした機会を設けたい」と話していました。