たじまで農業

活動レポート

新規栽培者も加わる こごみ伏せ込み作業開始

2013.12.30

 JAたじま管内でこごみの株の伏せ込み作業が始まりました。山菜などの生産者で構成するJAたじまの新農業研究会では今季、11人の生産者が販売高300万円をめざします。

 

131224kogomi.jpg 豊岡市竹野町に住む依田廣志さんは、今季からこごみの栽培を始めました。依田さんはこれまで、農家が減り耕作放棄地が増えた同地区を何とかして盛り上げようと、地域の人と協力して耕作放棄地の解消に取り組んできました。2013年度末で仕事を引退し、本格的に就農する予定です。普段の仕事や、現在栽培している米や野菜の作業に負担がかからないように、農閑期に作業できるこごみの栽培を決めました。栽培1年目の今季は、ビニールハウス1棟に1,000株を植え付け。今後、徐々に規模を拡大し、地元の市場へ出荷することで地域を活性化するのが夢です。

 

 依田さんは、「失敗もあるかもしれないが、若い人や女性なども一緒になって地域を活性化していきたい」と意気込んでいました。