たじまで農業

活動レポート

ウドの伏せ込み作業が本格化

2014.01.10

 但東営農生活センター管内で、ウドの株の伏せ込み作業が始まりました。JAたじまの但東町野菜生産組合・山うど部会では今季、2月中旬からの出荷に向けて、9戸の農家や団体が19,600株を栽培します。

 

 同部会が栽培する緑化ウドは、葉先が緑色で茎は赤みを帯びていて、軟白ウドに比べ風味が強いのが特長。出荷先は主に京阪神の市場や地元の直売所で、今季は昨年より70万円増の販売高620万円をめざします。

 

140109udo.jpg 同JAにウドを出荷している有限会社「あした」の渋谷未来生さんと井地良弘さんは1月9日、ハウス1棟に約1,500株を植え付けました。今後は、株を洗浄し、床を加温するための電熱線を設置。籾殻をかけて、床の温度を調整しながら収穫を待ちます。

 

 井地さんは、「まだウドのおいしさを知らない人が多いので、もっと多くの人に知ってほしい。いろんな人に味わってもらえるように、収量増をめざしたい」と話していました。