たじまで農業

活動レポート

担い手応援米 消費者が産地で稲刈り体験

2014.09.09

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140907izumiya2.jpg JAたじまは9月7日、同JAが担い手農業者の経営支援のひとつとして取り組む「担い手応援米」の稲刈り交流会を開きました。交流会は、同米を取り扱う関西の大手スーパーのイズミヤ株式会社(本社:大阪市)が、生産者と消費者の結びつきを強めて産地に愛着を持ってもらおうと企画。同米を購入しキャンペーンに当選した20組47人の家族が産地での稲刈りを楽しみました。

 同JAでは平成24年から、将来の但馬の農業を担う農業者を支援するため、「担い手応援米」を販売しています。水稲の作付面積5ha以上の農家や集落営農が対象で、49の個人、団体が栽培に取り組んでいます。平成25年度は、24年度を231t上回る653tを出荷しました。

 稲刈りは、同米生産者の上坂光広さんのほ場(豊岡市日高町上石・6a)で行った。参加者らはJA職員から稲刈りの仕方を教わった後、稲刈り鎌を手にほ場に入り黄金色に実った稲を一株一株丁寧に刈り取り、稲木にかけていきました。家族5人で参加した宝塚市の男の子は、「稲刈りもコンバインの試乗も初めてで、大変だったけど楽しかった。農家の方に感謝して、ご飯を大切に食べるようにしたい」と話していました。

 

 イズミヤ株式会社加工食品部の前田高志バイヤーは、「産地を訪れて商品になるまでの過程を知ってもらうことで、産地やお米に愛着を持つきっかけになってほしい」と話していました。