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たじまで農業

活動レポート

低コスト機械の利用で継続的な農業を支援

2014.10.17

 JAたじまは10月15日、同JA管内で水稲作付面積が5ha以上の農家や営農組合を対象にした、低コスト機械での除草剤散布実演会を実施しました。豊岡市日高町上石のほ場で開いた実演会には、生産者、JA全農兵庫職員、農薬や農機メーカーの社員とJA役職員など約70人が参加しました。

 同JAでは、平成26年度から平成28年度の地域営農の振興方針として、地域農業の担い手や集落営農組織への支援を掲げています。TACや営農相談員の訪問活動を強化することで、生産者への細やかな情報提供と必要に応じた相談機能の充実を目指します。

 

 実演会は、低価格で広い範囲に除草剤などを散布できる機械を紹介し、大規模農家や集落営農の身体的、経済的な負担を減らすことを目的に開催しました。

141015sanp.jpg 今回紹介された散布機は、トラクターなどに取り付けられるもので、乗用管理機に比べて値段が10分の1から20分の1ほど。背負いの散布機に比べて作業時間が短縮でき、労力も少なくてすみます。講習会では、農機メーカーの社員が、トラクターに取り付けられた散布機を使って、実際に除草剤を散布しました。参加者らは、散布の実演を見ながら、負担を減らす方法や効率的な除草剤の散布の仕方についてなどを話し合っていました。

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実演を見ながら意見を交わす参加者ら

 

 豊岡市竹野町から参加した藤原誠さんは、「全国的に米価が下落している中で、農家はできる限り費用を抑えなければならない。こうした有益な情報の提供など、農家や組合員のためのJAとして、農家に対する細かな心配りを期待したい」と話していました。

 実演会後は、同JAの営農振興方針や資材などについて、参加者らが意見を交換。担い手農家からは、農機のリース事業や、米の販売について行政など関係機関との連携の一層の強化を求める声が上がりました。

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 同JAの尾﨑市朗専務は、「高齢化や米の消費量の減少など、担い手農家を取り巻く厳しい環境の中で、農業を続けられる仕組みが求められている。JAが農家の期待に応えられるよう、一層努力していかなければならない」と意気込んでいました。