たじまで農業

活動レポート

今年も迎春用の需要に応えよう 振興大会で決起

2015.03.25

150320kurodaizu.jpg JAたじまあさご黒大豆部会は3月20日、和田山支店で朝来市黒大豆振興大会を開き、平成27年度の振興方針を確認しました。大会には、部会員のほか、JA役職員、行政関係者ら70人が出席しました。
 全国的に黒大豆(乾物)の需要は減少傾向が続いていますが、兵庫県産丹波黒の迎春用の人気は依然として高く、高値での販売が見込めることから、部会では栽培面積の拡大に取り組みます。26年度は作付面積58haでしたが、27年度は70haを目標に掲げました。昨年度に引き続き「転作は黒大豆で!」を合い言葉に、農家へ丹波黒の栽培を呼びかけます。
 部会が26年度に生産した大豆「丹波黒」は総重量が60tで、25年度を約2t上回りました。朝来市産以外も含めたJA全体では、67tでした。2Lサイズが全体の41%と、5年ぶりに40%を超えた要因について担当者は、「平年より開花期の降水量が多く、湿害の影響をほとんど受けなかったために粒径が大きくなったのではないか。大粒が重量の増加にもつながった」と話していました。
 大会ではこのほか、ほ場と生産物を審査した共励会の表彰も行いました。
結果は次の通り。
最優秀賞 兵庫県知事賞 片岡行男さん
優秀賞 朝来市長賞 坂田哲一郎さん
 同 朝来農林振興事務所長賞 松本忠義さん
 同 朝来農業改良普及センター所長賞 石田敏一さん
 同 兵庫県農業協同組合中央会長賞 西澤嘉明さん
 同 全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞 農事組合法人 ファームくだわ
 同 たじま農業協同組合長賞 衣川茂之さん
優良賞 JAたじまあさご黒大豆部会長賞 藤原寿雄さん、西恭一さん